●木樽貯蔵の甘い独特な味わいと、ねっかの特有の吟醸香とのマリアージュ
米焼酎ねっかの製法は、日本酒と同じく米麹の力でつくられます。日本酒は世界で一番アルコール度数の高い醸造酒になります。この醸造酒を蒸留することでうまれる米焼酎は、1回の蒸留で高いアルコール度数を抽出することができるので、蒸留回数を少なくすることができ、素材本来の味わいが残せます。ねっか木樽スピリッツは、一度しか蒸留しない米焼酎を、木樽に寝かせることにより樽から出るバニラのフレーバーと米麴の米由来の旨味により今までに無い、綺麗で旨味のある木樽貯蔵酒をつくることが出来ました。
しかしながら、日本の法律では、麹でつくった蒸留酒「焼酎」には着色の規制があり、色をかなり薄くしなくてはなりません。また、木樽で寝かせるとねっかの特徴である華やかな吟醸香が、樽に吸収されあまり香らなくなってしまいます。
そこで、ねっか木樽スピリッツは木樽で貯蔵した後、ウッドチップを漬け込み、焼酎ではなくスピリッツとすることと、吟醸香の華やかなねっかを加えることで着色度をちょっとだけクリアしながら、イチゴの様な吟醸香の香りとさくらとバニラの甘い後味がする、今までにないスピリッツを誕生させることに成功しました。
※麹からつくられた蒸留酒は、木樽で寝かせても日本では、酒税法上ウィスキーと名乗れません。
BARRELED NEKKA -SAKURA FINISH-
ねっか奥会津蒸留所のある只見は、日本有数の豪雪地帯であり3m以上の雪が積もります。豊富な雪解け水は、広大なブナの原生林を育て、肥沃な土壌をつくり、良質な米を私たちにもたらしてくれます。その良質な米で私たちは蒸留酒をつくり、蒸留された酒は、四季の変化の中、樽で静かに寝かせ時を重ねます。お米と麴のうまみに、樽の個性と桜の甘い香りが加わり、日本の四季を感じるクラフト ライス スピリッツが生まれました。日本の四季と精神がこの酒にはあります。
製品について
BARRELED NEKKA -SAKURA FINISH-
〇品目 スピリッツ
〇原材料名 米、米麹/桜ウッド
〇アルコール分 42度
〇内容量 700ml
〇木樽3年貯蔵