日本の原風景が広がる、自然首都・福島県只見町。この地で2016年に創業した「ねっか奥会津蒸留所」で蒸留した米焼酎の原酒「ねっか 44」(アルコール度数44%)にセイロンシナモンを漬け込み、およそ3 年間の熟成を経て完成した新商品「NEKKA セイロンシナモン」を発売します。
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「NEKKA セイロンシナモン」を造るのは自然首都・只見産の米焼酎「ねっか」の蒸留所
福島県只見町は、ユネスコエコパークにも認定される自然首都であり、日本有数の特別豪雪地帯です。夏は米やトマトなどの農業が盛んで、冬は積雪3mを超える雪と共に生きる、そんな美しい日本の原風景が今もなお広がる地域です。
この只見町で「自分たちの作る米を使いながら、地域を守り、未来にバトンを繋げることはできないか」との思いから立ち上がった4人の米農家と1人の醸造技術者が、只見町の特産品である米を使用した「米焼酎」造りに注目し、2016年より「米焼酎ねっか」の蒸留をスタートしました。
米焼酎ならば原料に米を使うので、未来にこの美しい田園風景を守り繋げ、雪深く農作業のできない冬の間でも、冬季雇用を生み出すことができます。冬場の仕事がなく出稼ぎに出る若者に対し、地元で安定就労できる場を提供することで、若者の定住にも繋がりました。
米焼酎ねっかは、自社田で栽培した全量只見産米にこだわり、只見町の土壌を知り尽くした米農家=米作りのプロが作る酒米と、全国トップレベルである福島県の醸造技術を高次元で融合させた米焼酎です。日本酒の2倍以上の香気成分を含みながら、糖質のない米焼酎として、和食に合うお酒としてご好評いただいています。
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極上のセイロンシナモンをねっかの原酒に漬け3年間の熟成を経て完成した「NEKKA セイロンシナモン」
弊社は2016年の創業以来、様々なプロジェクトに参加してまいりました。スパイスと酒の新たな融合地点を探求するユニット「スパイスと酒の研究室」との取り組みも、そのひとつ。2023年9月に完成したセイロンシナモン酒「NEKKA セイロンシナモン」は、彼ら「スパイスと酒の研究室」が監修を手掛けた「ねっかスパイス酒シリーズ」の第一弾です。
原料に使用したセイロンシナモンは、現在はスリランカでも数少ない職人が手作業で仕上げる極上モノです。シナモンの樹の上皮を剥いだ2枚目の皮だけを丁寧に乾燥して出来上がるセイロンシナモンの香りと甘みは段違いです。
そんな極上のセイロンシナモンを、米焼酎の原酒「ねっか 44」(アルコール度数 44%)に漬け込み、およそ3 年間熟成させました。極上の香りと甘さが抽出され、まさに甘美な酒に。熟成によりまろやかさが増し、品格が漂う味わいに仕上がりました。ストレート、オン・ザ・ロック、カクテルのアクセントやバニラアイスクリームとの相性も抜群です。
■スパイスと酒の研究室
スパイスと酒の新たな接点を探求するユニット「スパイスと酒の研究室」。夜な夜な研究を続ける傍ら、公開研究という名のお客様参加型イベントを開催。季節のスパイス料理とお酒を提供しながら、研究員によるトークショウやワークショップを実施しています。主任研究員はシャンカール・ノグチ(スパイスハンター)、梅澤豪(飲食店オーナー・プロデューサー/渋谷「Umebachee」、人形町「旬蕾」「SOBASAY」ほか)、馬渕信彦(編集者・ライター)、福田浩二(シェフ/プルマン東京田町エグゼクティブシェフ)の4名。
■NEKKA セイロンシナモン
品名:NEKKA セイロンシナモン
価格:5500円(税込)
品目:ウオッカ
アルコール度数:42度
内容量:500ml
※酒税法上、品目は「ウオッカ」になります
■ねっかの意味
只見町や南会津町南郷地域で使用する方言で「ねっかさすけねぇー」とういう言葉があります。「大丈夫・問題ない」という意味の「さすけねぇー」の強調語で、「ねっか」は「まったく」「ぜんぜん」を意味する言葉。 弊社では、可能性を否定せず前向きな気持ちでものごとをとらえ「ねっかさすけねぇー(Everything's gonna be alright)」の精神で、歩んでいきたいと考えております。