日本の只見でしかできない
蒸留酒を
「蒸留」という技術が日本に伝わってから数百年。醸造酒が広く親しまれていた日本では蒸留酒は九州以外ではあまり広がりませんでした。しかし、蒸留酒は「生命の水」とも呼ばれ、世界中で親しまれているお酒です。
わたしたちは、日本酒の醸造技術を土台に、蒸留技術を加え、自分たちの米でどこまで美味しくできるののか、世界でもここでしかできない酒つくりを目指します。
大切な人に飲んでほしくなるような、すべてを語れる酒をつくります。
受け継いだ田を守り、
豊かな自然の中、
米をつくりつづける大切さ
わたしたちは、お米をつくる農家の集まりでもあります。
ですから、わたしたちの焼酎は米つくりから始まります。
日本有数の豪雪地であり、ブナをはじめとする広葉樹の森林、昼夜の寒暖の差が大きい気候、清らかで豊富な水。
ユネスコ・エコパークに認定された只見町の世界にも誇れる豊かな自然の恵みをうけ、先祖から受け継いだ田を守り、ひとりひとりが、大切に、大切にお米を育てています。
香りをとことん追求。
ねっか専用の吟醸香を開発
会津若松市にある福島県ハイテクプラザには醸造科があります。
ここでねっかが求める日本酒の吟醸酵母を厳選。数種の麹菌を使用し、酒香としてはメロン香、リンゴ香のオリジナル吟醸酵母を開発してもらいました。
日本酒の技術が高い福島だからこそ、このチャレンジができました。
日本酒と同じ製法で生み出す、
とても贅沢な米焼酎
米焼酎ねっかは、社長が元々日本酒造りをしていたこともあり、基本的に日本酒と同じ製造方法で作っています。
磨いた米を使用し、25日間をかけて発酵させます。このもろみをそのまま絞れば、吟醸香りが高い日本酒の出来上がりです。そのもろみを蒸留することで清んだ米焼酎が生まれます。
味と香りのために
30℃以下の超低温蒸留
麦焼酎や芋焼酎で多く用いられる常圧蒸留は約90℃前後まで温度を上げて蒸留します。
減圧蒸留と言われる40℃~50℃の蒸留法では味がクリアになり、まろやかさが増すといわれています。
ねっかの蒸留はさらに低い30℃以下の超低温蒸留。味と香りをベストで残す試行錯誤の結果です。
小さな400ℓ蒸留タンクの
大きな仕事
ねっかでは減圧蒸留の中でも更に低温蒸留にこだわり、小さな蒸留機を用いることで、30℃以下という低温での蒸留を可能にしています。
じっくり、ゆっくりと時間はかかりますが、味と香りを引き出すには大事な時間です。
出来上がる量も、500Lのもろみで180Lと、日本酒の約1/2程度しか出来ず、贅沢が詰まった1滴が生まれます。
世界へ、そして、
只見を継ぐ次の世代へとつなぐ
米焼酎ねっかは、世界でもそのおいしさが認められてきています。常温でも持ち運び可能な米焼酎は只見を出て、大きく羽ばたいてくれることと思います。
また、焼酎は、長い時間をかけて熟成をし、さらにはアレンジすることで種類が増えています。これから私たちが造るお酒は、10年、20年後の子供たちへ、つながっていきます。
それはきっとこの地域を「継ぐ者」にとって宝物になることでしょう。
次の世代の為に、私たちはプライドを持って只見の米で酒造りをしていきます。